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読書日記
はじめに
2004年8月以降に読んだ本の感想を掲載しています。
まとまりがないように見えるのは基本的に雑食なので様々な本を読んでいるからです。
ただし、最近はビジネス書が多くなっています。
小説や漫画の感想は、ネタバレをしないように書くのであっさりとしたものだったり、紹介記事になるかと思います。
一方、プログラミングや資格試験の参考書などは特筆すべき点があれば載せますが、ほとんど載せていません。
なお、本のタイトルはAmazonの商品ページへのリンクになっていますので、より詳細な情報を知ることができますし、
他の人の感想を読むこともできますし、また、そのまま購入することもできます。
過去の読書の集計
私本管理Plusというツールを使用して集計した結果です。
小説、漫画、一部雑誌、実用書、参考書、イラスト集などすべての集計となっています。
上記の通り感想を掲載していない本もありますが、これらも集計には含まれています。
ページ数はAmazonのデータベースに登録されているページ数の合計となるため、
データベースに登録のない場合は加算されません。
462冊/108,234ページ(1998年3月〜2008年11月3日)
過去の読書日記
2004年
/ 2005年
/ 2006年
/ 2007年
読書日記
2008年11月
- ムダヅモ無き改革
(近代麻雀コミックス)
著者:大和田秀樹 読了:2008/11/3
- 近代麻雀オリジナルに連載されている、小泉ジュンイチロー総理が麻雀で世界各国の首脳と死闘を繰り広げる麻雀漫画。読みきりのときに一部で話題になり、連載、そして単行本化されたというもの。発売は2008年9月だったが品薄のためようやく手に入れたる事ができた。麻雀漫画だが麻雀のルールを知らなくても楽しめる。むしろ最後は麻雀にすらなっていない(笑)のでルールを知らないのはまったく問題にならない。
- 機動戦士ガンダム00
4 (4) (マガジンZコミックス)
著者:田口央斗 読了:2008/11/8
- ファーストシーズン完結。刹那を中心とした構成であるが、できる限り他のメンバーを描こうとしており、最終話を含めたあの密度の濃いラストを3話にまとめる苦労が伝わってきた。引き続き田口氏がセカンドシーズンも担当するようなのでどのような再構成をするのか楽しみである。
- 機動戦士ガンダム00F
(2) (角川コミックス・エース 97-14)
著者:ときた洸一 読了:2008/11/9
- 00外伝コミックの第2巻。セカンドシーズンまでの空白期間を埋めるストーリーとなっており、いよいよ本領発揮というところか。00Pのキャラが登場したりと公式外伝を一通り追っていないと少々分かりづらいところもあるが、主要人物が00Pの登場人物でもあるのでこれは仕方がないだろう。また、TVシリーズではあまり積極的に描かれていないが、ヴェーダとのリンクが切れたことによって得た自由をもてあましている様子も描かれている。このあたりの描画は本編でもほしいところだ。
- 無限のフロンティア
スーパーロボット大戦OGサーガ (角川コミックス・エース
215-1)
著者:斉藤和衛 読了:2008/11/15
- ゲーム「無限のフロンティア」のコミカライズ版。キャラクターデザイナーがコミック版も担当するというちょっと珍しい作品。ストーリー全部をカバーするのではなく”ファントム”との戦いに絞っている。まとまりは悪くは無いのだがちょっと消化不良気味でもある。一応続編を出せそうな引きではあるので、機会があれば、ということなのだろう。
- レバレッジ・シンキング
無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
著者:本田直之 読了:2008/11/18
- この手の本にしてはかなりまともな内容。変な精神論に頼るわけでもなく、妙な小道具を使ったりもしない。驚くほどにあっさりしている。
レバレッジというのは「てこの原理」のことで、レバレッジシンキングというのは少ない労力で無限大の成果を得ようとすることである。考え方としては普段の自分の仕事のやり方の根底にあるものと同じであり、また実際に紹介されている「レバレッジのかけ方」もすでにやっているものが多かった。そういう点では得るものはそれほど無かったが、別の見方をすれば同じようなことをしている人が他にもいるという安心感は得た。ただ、同じような考え方とはいってもまったく同じというわけではない。著者は「手を抜くことを考えてはいけない」と述べているが、自分は「いかに手を抜いて同じことが出来るか」という視点で効率化を考えていたりする。もっとも他人から見ればどちらも同じように見えると思うので「やり方の違い」という程度でしかないはずだろう。
2008年10月
- 日常
(1) (角川コミックス・エース 181-1)

日常
(2) (角川コミックス・エース 181-2)
日常
(3) (角川コミックス・エース 181-3)
著者:あらゐけいいち 読了:2008/10/4
- あずまんが大王以降増えた日常系ギャグ漫画のひとつ。授業を受けたり、宿題を忘れたり、ツンデレだったり、校長だったり、ロボだったり、猫が喋ったりする日常。シュール系なので読む人を選ぶ作品になっている。
基本的には読み切り。ただし、不意に前の話題が出てきたりするので時系列はあるようだ。話数によって絵柄が違っていたり、ひどいとコマ事に違うときもある。これはミスではなく意図したものなので注意が必要。4コマだったりそうでなかったりとコマの構成も話数によって違ったりする。ギャグの内容もベタなものからよく分からないものまで様々なものがあり、さらに難解にしている。
と、シュールだけでなく実験的な内容も多く含まれているのでさらに読む人を選ぶ作品になっている。正直なところ人に勧めて良いのかよく分からない作品。
- 日本霊異記
(平凡社ライブラリー)
著者:景戒 読了:2008/10/13
- 仏教にまつわる不思議な話を集めた説話集。一部散逸していたり、編纂の繰り返しによって話がとぎれていたりするが、そのあたりは「注」でカバーしている。
僧侶や仏に対して良いことをすれば良い報いが、粗末に扱ったりすれば悪い報いが起きるというパターンとなっている。また、人だけでなく、動物を逃がしてやれば恩返しにやってくるという話も多く納められている。さらに、仏に願をかけてお嫁さんや食事を手に入れるという話まである。
説話集以外の興味深い点は、登場人物の多くが庶民であり、当時の暮らしの様子が描かれているという点である。○○記として伝わっているものの多くは貴族社会様子は描かれているが、庶民の暮らしはほとんど描かれていない。そういったところから説話集としてだけでなく歴史資料としての側面も持っている。
話がパターン化されていてちょっと物足りないところもあるが、文庫本サイズということもありちょっと不思議な話を手軽に楽しむことができた。
2008年9月
- ドル崩壊!
著者:三橋貴明 読了:2008/9/13
- サブプライムローンから始まった世界経済の混乱。なぜアメリカ国内の住宅ローンであるサブプライムローンが世界に影響を与えてしまったのか、そして米ドルはどうなってしまうのかを公表された資料をひもときながら解説している。
全体の半分近くをサブプライム問題に費やさなければならないほどアメリカの経済は複雑なものとなっているが、かなり分かりやすく説明している。しかし格付けなど日本ではあまりなじみのない(影響のない)仕組みなどがあるため一度で理解するのは少々難しい。これは何度も繰り返し読んで理解しなければならないだろう。とくにローンの債権を証券にしてしまうという荒技など日本では考えにくい。しかし現実に起こってしまっている。
さて、著者も本文で述べているが英文字で3〜4字の略語が非常に多い。これがサブプライム問題が複雑になってしまう要因にもなってしまっているが、これらの持つ意味合いについても余すことなく解説している。が、やはり難しい。なにしろ最先端の金融工学でサブプライムローンを内包した証券をリスクの少ない商品に見せかけているわけで普段金融に関わっていない人にとっては理解の範疇を超えてしまっている。
三橋氏のこれまでの韓国、中国、そしてアメリカ経済に関する本を読むと一つ気づくことがある(直接書いているものも多い)。それは日本の強さである。今回のサブプライムの影響もほとんど受けておらず、交通インフラが充実しているため原油高であっても渋滞が減った程度で済んでしまっている。なにより「円」が安定しているため円が買われている。普段意識することはあまりないが、こうして諸外国と比較することで日本の強さが見えてくる。
- 市場の真実―「見えざる手」の謎を解く
著作:ジョン・ケイ 読了:2008/9/21
- 市場経済を様々な観点から分析することで、市場経済とは何であるかを解き明かそうと試みている。市場経済の始まりから現在までを順に追っているので経済史ともいえる内容となっている。
読み進めていると「経済学は無駄ではない」という著者の主張が見えてくる。そして最終章ではその通りの内容となっている。経済学が必要かどうかの判断は難しいところであるが、経済学の良いところと同時に問題点も記している点は好感が持てる。また、経済学的な用語はほとんどなく読みやすいのも良い。
2008年8月
- スーパーロボット大戦ORIGINAL
GENERATION (電撃コミックス)
著者:せたのりやす 読了:2008/8/3
- バルトール事件を舞台にしたスパロボのOVAシリーズのコミック版。電撃ホビーマガジンで過去に連載されていたものをまとめたもの。ゲームではOG2.5、OG外伝の序盤でプレイ可能。なおゲームのコミック版ではないので、ヒリュウ改は全く登場しない。
OG2が終わった状態なので登場人物が多く、まともな台詞のないキャラクターもいるがこれは仕方がないだろう。一方でOGsへ繋げることを意識したような部分もありちょっと中途半端な感じになってしまっている。OVAのコミック版と割り切ってOVAでは説明不足となっていた点を補完するような内容としても良かったのではないかと思う。
- 機動戦士ガンダム00
(2) (角川コミックス・エース 146-5)
著者:大森倖三 読了:2008/8/4
- 角川版の第2巻。AEU-モラリアPMC合同軍事演習からアザディスタン内紛までが1冊に凝縮されている。刹那とサーシェスの因縁がより鮮明に描かれている。
いくつか改変があるが、TVシリーズでは唐突だったマリナ、グラハムとの対面はうまい具合に改変されている。国際テロネットワークとの対決、そしてアザディスタンとクルジスの微妙な関係がうまく描かれていた。一方3勢力合同軍事演習はばっさりと省略されてしまっている。
TVシリーズのアザディスタン編はいろいろと突っ込みどころがあったが、それらをうまく処理してあり大いに評価できる。一方でトリニティの圧倒的な強さを見せつけた3勢力合同軍事演習がばっさり省略されてしまっているのは残念なところである。
- マネジメント・フロンティア―明日の行動指針
著者:P.F.ドラッカー 読了:2008/8/22
- 経済、人、マネジメント、組織に分類される37編の論文からなる本書は1980年代に書かれたものである。これからマネジメントが必要である、あるいはすでに必要としている事は何であるか、これからの社会にはマネジメントが必要であるという主張がなされている。
現在では過去となっている事柄であるが、現在も継続している問題も多々あり毎度の事ながらドラッカーの先見性には驚かされる。特に知識労働に関する一連の問題提起はドラッカーの代名詞でもあるが、すでに80年代にこれを主張している。この問題は未だ解決がされておらず、たとえば生産性についてはいわゆるブルーカラー的な尺度でしか知識労働者の評価がなされていない。
知識労働以外にも政府の限界、大衆運動、農業、独占禁止法と非常に幅広い事柄について述べられており、ドラッカーの見識の広さと、マネジメントが特定の一分野に限られたものではないと言うことに気づかされる。
- 謎部のアレ。
(1) (まんがタイムKRコミックス) (まんがタイムKRコミックス)
著者:友吉 読了:2008/8/22
- 表紙買い。表紙のイラスト通りハルヒのパロディ。パロディと言っても機関の人とか、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースとか未来人とか一切なしで至って普通の人たちによる謎部の日常ギャグ漫画。
こういうくだらないのは個人的に好きなので結構楽しめた。でもたダメな人はとことんダメな作品かもしれない。(Amazonの感想を見る限りダメだった人が多いようだ)
- 機動戦士ガンダムOO
(3) (マガジンZコミックス) (マガジンZコミックス)
著者:田口央斗 読了:2008/8/24
- マガジンZ版の第3巻。ロックオン負傷まで。角川版とは異なりトリニティの出現タイミングはTVシリーズと同じ。しかしグラハムがスローネのビームサーベルを奪うという重要な場面がカットされてしまっている。また、絹江絡みのところがバッサリとなくなっている。
第4巻で第1期完結だが、ここから先は重要なイベントばかりなのでカットせずに描ききって欲しい。
- クトゥルー神話事典
第3版 (学研M文庫 H ひ 1-5)
著者:東雅夫 読了:2008/8/24
- 神話世界の人物、アイテムなどを世の東西を問わず既刊のクトゥルフ神話から集めた辞典。文庫本サイズなので携帯にも便利。
小説からの収集のため割と有名なアイテムであっても掲載されていない。また、実際に書かれたのが2006年、発行が2007年と間が開いてしまったため重要な書籍(ネクロノミコン完全版など)が落ちてしまっているのがやや残念。
内容は当然ながら人物アイテムや地名を五十音順にまとめている。そのほかに主要な物語を年代順に紹介したり、作家を紹介している。特に作家はかなり広範囲が網羅されており、日本人作家であればライトノベル作家から官能小説作家までカバーしている。
ネタバレも多く含んでいるが、小説を読み進めるのに一役買うのは間違いないだろう。また読んだことのない神話に出会うきっかけにもなるだろう。
2008年7月
- アビスゲート
2 深きを夢見る淵の王 (富士見ファンタジア文庫 20-58)
著者:神坂一 読了:2008/7/13
- 2巻は怒濤の展開。核心ともいえるアビスフォームの正体、クラウスの過去が明らかになるなど物語が一気に動き出した。クラウスのアビスゲートに対する感の良さはアビスゲートに近い者であることを予感させる。
1巻あとがきで作者はアビスフォームのデザインはクトゥルフを意識したと述べているが、デザインにとどまらず物語にも影響がちらほら見える。クラウスとアビスゲートの関係はインスマスを覆う影を思い出さずにはいられない。さて、ファンタジー的王道を進むかクトゥルフ的王道を進むか楽しみだ。
2008年6月
- 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱
(1) (角川コミックス・エース 203-1)
著者:ぷよ 読了:2008/6/1
- ハルヒ公式ギャグ漫画。初めからこういう作品だったのではないか?というぐらいにしっくりくる。キャラの性格はギャグの方向に振ってはあるものの大きく変わっていないので原作を神聖視しているようなひとでも大丈夫かと思う。
- スーパーロボット大戦OG
-ディバイン・ウォーズ- Record of ATX (1) (電撃コミックス)
著者:八房龍之介 読了:2008/6/1
- ロボットコミックに定評のある八房氏による電撃ホビーマガジンに連載中のスパロボOG1(キョウスケ編)のコミック。ゲーム上ではユニットを動かしていた部分が絵になるとこうなるのかという事がスッと入ってくるほど自然に描かれている。特にグルンガストの巨大さの表現は見事。
- 実践経営哲学
著者:松下幸之助 読了:2008/6/2
- 果たしてこれが30年前に書かれた内容なのか?というほどに新鮮で生き生きとしている。経営を続けてきた中で感じたことが分かりやすい表現でつづられているが、核心をついておりハッとさせられる部分も多い。なかでも繰り返し「自然の理法に従う」という言葉が現れる。まさしくこれが松下幸之助の経営哲学の本質であろう。また、経営哲学と題されているが、むしろ社会人としての心得ではないかと思うほどに当たり前の事が書かれている。もしかしたらこれも「自然の理法に従う」ということの現れなのかもしれない。
- 経営の学び方―マネジメントの学習と研究法
(マネジメント基本全集)
著者:根本孝、上村和申 読了:2008/6/4
- 第1章は経営について触れているのだが、それ以降は講義の受け方、ノートの取り方から論文作成、口頭発表など大学での学習方法をまとめたものになっており、タイトルと内容が違う。そのため「経営の学び方」を期待して読むとがっかりすることになってしまう。マネジメント基本全集の別冊であるためこのようなタイトルにしたのだと推測するが、それでも内容に即したタイトルにするべきである。
内容もかなり薄く正直実用に耐えられない。大学生向けなので仕方がないのかもしれないが、学習というのは大学の中だけでなく社会に出てからも必要なものである。その基礎をこの本を用いて学ばせるのであれば、学生だからといって容赦することなくしっかりとしたものを用意するべきだろう。
全体的に中途半端であるが、学習に関する広い領域をカバーしているので、参考程度に目を通し後は別の本で学ぶのが良いだろう。
(余談:今の大学生と教授は、講義を成り立たせるためにこういった本が必要なのだろうか?)
- 機動戦士ガンダム00
2 (2) (マガジンZコミックス)
著者:田口 央斗 読了:2008/6/7
- タリビアへの介入から人革連によるガンダム捕獲作戦までのエピソードを収録。かなり省略されているが、落とせないエピソードはメインのエピソードに絡めた形で消化している。1巻に比べてちょっとペースが早くなったのでもしかしたら3巻で第1期分を終わらせてしまうのかもしれない。もう少しじっくりとエピソードを描いても良いと思うのだが。
- 涼宮ハルヒの憂鬱
(6) (角川コミックス・エース (KCA115-8))
著者:ツガノガク 読了:2008/6/21
- 全6話で、5巻後半の映画撮影と文化祭にまつわる話を収録。これで第1期TV放映分までを消化したことになる。原作を読んでいないので、ややはずれるかもしれないが、一通りの複線を張り終わったという印象を受けた。特にハルヒの能力に対する小泉、みくる、長門の認識の違いはあとで大きな変化をもたらすだろうと予想してみる。さて、風呂敷は広がった。後はそれをいかにして畳むのかという点が今後の見所になるだろう。
- 図解天国と地獄
[F-Files No.009]
著者:草野巧 読了:2008/6/22
- キリスト教、仏教、イスラム教といった主要な宗教や北欧神話やギリシア神話などの神話だけでなくグノーシス主義やエジプト文明、マヤ、アステカ文明などの天国と地獄を図解している。中でも仏教は1章を使って解説してあり非常に充実している。おそらくこれだけで仏教の天国と地獄は十分網羅できるだろう。
どの宗教や文化にもいえることだが地獄の方がいろいろと細かく決まっているのがおもしろい。また時代によって変化があるのも興味深い。
より細かい事を知りたいのであれば、それぞれの宗教や文化の専門書を読むべきだが、天国と地獄について一通り眺めてみる野であれば十分な内容となっている。
- ぷぎゅる
7 (7) (マガジンZコミックス)
著者:コンノトヒロ 読了:2008/6/28
- ついに完結。新キャラが出てくる一方で懐かしい顔も一瞬出てきたりと一応は最終回っぽくなっていたりもする。でも相変わらずグダグダ(褒め言葉)。楽しみにしていたシリーズが終わってしまうのは残念だが、すでに次の連載も始まっているようなので、そちらも期待したい。
- 機動戦士ガンダム00P
Vol.1―ガンダム00公式外伝! (1) (電撃ホビーマガジンスペシャル)
著者:電撃ホビーマガジン 読了:2008/6/28
- 電撃ホビーマガジンで連載中の機動戦士ガンダム00Pのストーリー1〜6までをまとめたもの。00本編15年前のガンダム開発チームを舞台としたストーリー。結末が分かっている上でその過程を見ていくというメディアミックスならではのシリーズ。00本編だけでなく00Fで明らかになっている一つの結末にどのようにつながるのかが見所。
本誌掲載時にはモノクロとなっていた部分もカラーになっている。さらに機体解説記事も収録されており、こちらもカラーとなっている。また、作例記事も収録されているので密度も高く、どのページを開いても楽しめるようになっている。
- 新機動戦記ガンダムW
MSエンサイクロペディア
監修:サンライズ 読了:2008/6/29
- ガンダムWに登場したMSを開発された順に解説している。マリーメイアの反乱までの流れと主要登場人物にも触れているが基本的にはMS中心の内容となっている。
本編に登場したMSを2〜4ページ程度で解説している。普通であれば1ページですませてしまうようなリーオーの解説に多くのページ数を割いている。また、宇宙用に改修したヘビーアームズとサンドロックもしっかりと収録されているのでプラモデルの改造にも役に立つだろう。
一方でエンドレスワルツ版のガンダムの解説がほとんどない点が少々残念。表紙はエンドレスワルツ版のウィングゼロなのだからもう少しページを割いても良かったのではと思う。もう一つ残念なのはG-UNITに全く触れていないところ。映像作品ではないので仕方がないかもしれないが、サンライズ監修で進めた企画なので少しぐらいは触れていても良かったのではと思う。
2008年5月
- 超戦艦艦隊
2 (2) (タツの本 RYU NOVELS)
著者:青山智樹 読了:2008/5/4
- 1巻が外交駆け引きに重きを置いているのに対し、2巻は海戦と空戦がメインで戦記らしくなった。新兵器や改良兵器が次々と投入される様子は圧巻であるが、書き分けに難がありちょっとわかりにくい。それから、戦いの結果が後から分かるという書き方が多いのが気になった。
話の流れ事態は非常におもしろく、3章「急展開」は本当に急展開だった。さらに、ティベッツ、エノラ・ゲイ、閃光、きのこ雲から連想されるアレが使われるなど本編自体も急展開の連続となっている。(本文中で明言はされていないので違う兵器かもしれないが)
途中このまま完結してしまうのではないかと心配になったが、「急展開」のおかげでまだ続きそうで一安心。次も楽しみだ。
- 情報セキュリティ読本―IT時代の危機管理入門
著者:独立行政法人
情報処理推進機構 読了:2008/5/10
- 現在の情報セキュリティについてリスクとその対策を解説している。P2Pやフィッシングといった最新の事例も扱っており、より現状に即したものとなっている。事例の紹介とその対策がコンパクトにまとめられているが、対策の側に比重が置かれている。また、暗号化やファイアウォールなどの必須のセキュリティ技術、JIS
Q
27000などの基準や関連法規そして用語集も掲載されている。索引まで含めて137ページとページ数は少ないが密度はなかなか濃い。セキュリティの現状を知るだけでなく、情報処理技術者試験の対策本としても使えるような内容となっている。
- 精怪異聞
(1) (IDコミックス REXコミックス)
著者:時任奏 読了:2008/5/12
- 怠惰な物書き時彦とお手伝いの灯火、造化神雨月尊の3人が暴れる付喪神を鎮めていく話。こう書くとバトルもののように思えるかもしれないが、実は全くの逆で日常の中の付喪神にまつわるハプニングに巻き込まれたり引き起こしたりするドタバタ劇。重々しいタイトルの割に中身はライト。それでいて単なるドタバタに終わらない考えられた展開になっている。1巻は5話収録で主要な登場人物が一通りそろった感じになっている。本屋で見かけてタイトル・表紙買いしてしまった1冊だが、どうやら当たりを引いたようだ。
- 本当にヤバイ!中国経済―バブル崩壊の先に潜む双頭の蛇
著者:三橋貴明 読了:2008/5/13
- 本書は本当はヤバイ!韓国経済―迫り来る通貨危機再来の恐怖(ヤバ韓)の続編。
中国経済の分析を試みているが、まず発表されている数値に問題があるという指摘から始まっている。はっきり言ってしまえば中国政府が発表している数字は都合のいいように改ざんされているためそのまま信用するわけにはいかないというものである。しかし、その都合のいいように改ざんされた数値であっても詳細に分析を試みることによって様々な問題点や矛盾、異常が次々と明らかになっている様は圧巻である。
中国経済の問題点を明らかにすることを目的としているが、分析の助けにするために典型的な経済モデルとしてアメリカ、スイスそして日本の現状についても分析を試みている。補助的な内容であるがこちらもなかなかおもしろい。
中国経済を題材にしているのだが、アメリカのサブプライム問題がいかに世界経済に影響を与えてしまっているかについても再認識できる内容となっている。そういった点もあり、世界経済の現在を知ることのできる良書といえる。
- マッキンゼー
組織の進化 自立する個人と開かれた組織 (The McKinsey
anthology)
著者:平野正雄 読了:2008/5/18
- コンサルティング会社マッキンゼーのメンバーによる組織をテーマにした論文集。9編の論文が集められている。個人や組織、ミドルマネジメントや経営者といった異なる視点から組織作りについて意見が述べられている。個人的にはChapter7が面白かった。また、Chapter9の組織の組み立て方についての考え方も興味深かった。
論文集ということでノウハウとしてまとめられていないので、そこから何を得るかは読者にゆだねられている。また、概念的な部分も多くこういった論文を読みなれていないと少々つらいかもしれない。
2008年4月
- 機動戦士ガンダム00F
1 (1) (角川コミックス・エース 97-13)
著者:ときた洸一 読了:2008/4/6
- トレミー組を裏からサポートするフェシュレテを描いたガンダム00の外伝。00の外伝は過去、現在、未来の3つの時間軸で展開しているが、00Fは現在、つまりTVシリーズと同じ時間軸でのストーリーとなる。
断片的な描かれ方をしているため、これを読んだだけではよく分からないかもしれない。これはガンダムエース発売に最も近いTV放映の内容とリンクさせているためである。
SEEDの時のような外伝漫画を期待していると肩すかしを食らうかもしれないが、作戦行動の裏で何が行われていたのかという部分にスポットを当てた短編集として読むといいかもしれない。TVシリーズとこのコミックの内容を照らし合わせたときのリンクの具合には驚くことになると思う。
- 謎の彼女X
3 (3) (アフタヌーンKC)
著者:植芝理一 読了:2008/4/25
- いよいよ3巻。二人の距離も徐々に近づいていい雰囲気になることも。何というか読んでるこっちが恥ずかしくなってくる。ということはラブコメとしては成功と言えるだろう。あと唾液分は十分だが、ハサミ分が足りない。
- 理系のための口頭発表術
(ブルーバックス 1584)
著者:ロバート・R・H・アンホルト 読了:2008/4/28
- パワーポイントの様な強力な資料作成ツールが普及したこともあり、口頭発表の機会は少ないかもしれない。しかし、重要な事象の決定は口頭発表によって行われることが意外と多い。その一方で口頭発表についての教育もほとんどなされておらず、さらに口頭発表をにそのための教育も十分ではないという現実もあった。本書はようやく登場した口頭発表の技術書である。
4章構成で、準備、話の流れ(構造)、資料の作り方、話し方と順を追って解説している。話し方が一番最後に来るのは意外に思うかもかもしれない。しかしながら、話の流れ(構造)が退屈であったり、よく分からない資料が並んでいてはどんなにしゃべり方がうまくても発表としては失敗となってしまう。つまり話の流れ(構造)や資料も口頭発表の大切な要素であるということである。これらを図や写真(!)を使って分かりやすく示している。特に発表者の態度の説明は写真のお陰で非常に分かりやすかった。また著者が実際に体験した分かりやすい(面白かった)発表の例もいくつか載っているので参考になる。巻末には、各章のまとめをチェックリスト化した物があるので実際の発表前にチェックするのもいいだろう。
注意点としては、発表の例として神経生物学の話題が出てくる点にある。聞き慣れない言葉が並ぶので戸惑うかもしれないが訳注もあるのでそれほど心配しなくても良い。もう一つは残念な点でもあるが、英語で発表することになった場合の注意点はあるのに日本語での発表の注意点が無いことである。著者がアメリカ人なので仕方が無いが、後書きでもいいので訳者によるフォローが欲しかった。
大学生向けに書かれているが、社会人でも十分に役立つ。理系と銘打っているが、おそらく文系でも役立つだろう。また、理系の学生が必ずと言っていいほど手にする本に論文の書き方を解説した「理科系の作文技術
」があるが、本書は理科系の作文技術とセットで読まれるようになる日が来るかもしれない。
- 問題解決と意思決定のツールボックス―思考するマネジャーへの実践的強化書。
(BEST SOLUTION)
著者:ウィリアム・J・アルティエ 読了:2008/4/29
- ツールボックスというのは道具箱という意味である。本書は単なるノウハウ本ではなく、道具の使い方の説明書を意識して書かれている。また、著者の経験に基づいた内容であるため説得力もある。
準備編、基礎編、応用編の3部構成となっている。準備編では考え方を解説し、基礎編では考え方の道筋、ワークシートの使い方を例を挙げながら説明している。ここで使用されている例はストーリーを持っており、どのようにして意思決定を行うかが分かるようになっている。応用編は基礎編の内容をさらに発展させたものとなっており、ビジネスにおける創造性にまで展開している。現場で使うことを目的としているため非常に難しい内容となっている。正直なところ応用編は難しくついて行けない部分も多かった。一方基礎編はその名の通り丁寧にゆっくりと説明されており理解がしやすかった。また、章ごとにまとめがあるのも理解に役立った。
読者として上位の決定者を想定しているため、一般社員はなかなか利用する機会はないと思う。しかし、筋道を立てて考えるという事を学ぶには少々敷居が高いかもしれないが優れた参考書であると思う。
2008年3月
- 完全なる経営 著者:アブラハム・マズロー 読了:2008/3/15
- 本書は、1962年夏にノンリニア・システムズに滞在したときに書きつづられた手記をまとめた物である。心理学者の目から見た経営や仕事、そして夜会のあり方がつづられている。
マズローといえば欲求段階説を提唱したことで有名であるが、それが持つ本来の意味が様々な観点から示されている。とりわけ自己実現が誤解されて広まっていることを認識した。自己実現というのは自分を知るということであり、決して目標に到達することではないということである。さらにそれは社会そのものが「よい」状態になっていて初めて可能であるという点も見逃せない。つまり自己実現のためには社会が「よい」状態になっていなければならず、そのための努力を惜しんではいけないということである。そしてその行為によって自分を知ることになり結果、自己実現ができるというものである。
また、シナジーに関する考察も興味深い。シナジーは協力、相乗効果といった意味合いで使われることが多いが、マズローの論に従えば、複数の人間があたかも一人の人間であるかのようになっており、個人の差異が解消されているというのである。単なる協力体制ではシナジーではないというのである。こちらも個人の対立がない「よい」状態になって初めて可能であることが示唆されている。
マズローがたびたび指摘する「よい」状態というのは実のところ多くの経営や仕事、さらには社会に関する考察で無視されている前提条件である。つまり衣食住といった欲求が完全に満たされた豊かで恵まれた社会である、という前提のことであり、マズローはこの前提条件の重要性を指摘している。この前提条件が満たされなければどのような論も意味をなさないとまで言い切っている。
やや難解なところもあるが、訳がよいので読み進めるのに苦労するということはないだろう。40年前に書かれた手記であるが、現在においても十分すぎるぐらいに通用する内容となっている。手記という形態を取っているため、マズローの考えていることがストレートに伝わってくる。
- トンデモ!
韓国経済入門 (PHP Paperbacks) (PHP Paperbacks) 著者:三橋貴明 読了:2008/3/16
- 三橋による韓国経済本。前著本当はヤバイ!韓国経済―迫り来る通貨危機再来の恐怖(ヤバ韓)が数値を細かく分析していたのに対し、本書は読み物的側面の強い内容となっている。しかし、全く数字がないというわけではなく必要に応じて数字をソース付きで出している。また、引用しているニュースも韓国のwebサイトで公開されているものを選んでおり、日本のマスコミによるバイアスがかかっていないため、ある意味信頼のできる内容となっている。
韓国経済の過去から現在、そして未来をソースを示した上で解説しているため説得力がある。また、日本のマスコミが報道しない韓国の現状を知る上でも非常に役に立つ。
- なぜ、賢い人が集まると愚かな組織ができるのか
- 組織の知性を高める7つの条件
著者:カール・アルブレヒト 読了:2008/3/23
- ビジネスコンサルタントである著者が多くの企業を見てきた結果、「賢い人たちが集まったとしても賢い組織ができあがるわけではない」という確信を得た結果が本書である。ただし、メインタイトルである「賢い人が集まると愚かな組織ができるのか」はあくまでも取っかかりに過ぎないので、こちらを期待していると肩すかしを食らうかもしれない。(ちなみに原題はThe
Power of minds at work Organizational Intelligence in action)
人に知能指数があるように、組織にも知能指数があると仮定し、それをOI(Organizational
Intelligence)と定義し論を進めている。OIが低い状態だと何が起きるのか、OIが高いとどのようになるのかを示した上で7つのポイントを紹介している。ここで紹介されている7つのポイントというのは、実のところどれも当たり前のことばかりで目新しいものはない。しかしその当たり前のことができていないからこそOIが低くなってしまうというのである。自分自身は経営者では無いが、割と近いところで経営者を見ており、非常に納得のいく指摘がなされていると感じた。また、ナレッジマネジメントに関する指摘、特に情報を捨てなければならないという指摘については全面的に同意と言わざるを得ない。具体的な内容に言及するのは避けるが、過去に2度失敗し、3度目の失敗を今まさにしようとしているのでこの指摘はグサリと来る。もっともこの件については何ら権限を持たず傍観することしかできないのがつらいところだが。
ビジネスコンサルタントが書く本(特に日本人の)は、大抵、自分を売り込もうと腐心した内容だったりするのだが、本書はそんなことは一切なくむしろ「面倒を押しつけるのは止めてくれ!」という叫びが聞こえてくるような切実さがある。事実コンサルティング以前の企業も多いのだろう。章末にはチェックリストもあるので、まずは客観的な目で自己診断から始め、どうしても必要であれば外部のコンサルティングに相談するのがよいだろう。
- すっきりわかった!
エクセルVBA マクロ作成のツボ (ASCII dot PC BOOKS) (ASCII dot PC
BOOKS)
著者:アスキー・ドットPC編集部 読了:2008/3/28
- 仕事でVBAを使うことになったので、その取りかかりのために購入した本。VBAの簡単な仕組みからユーザフォームの作成までと入門書としては妥当は範囲をカバーしている。
例題は、SOHOで使うことを想定したようなものが多く、また、「マクロの記録」で記録したマクロを修正するという流れの解説が多い。一方で入門書にありがちな「痒いところに手が届かない」ところも多い。
VBAの取っかかりのレベルとしては十分であるが、より詳しく学習するのであれば別の本へ移るのがいいだろう。
- 機動戦士ガンダムOO
1 (1) (マガジンZコミックス) (マガジンZコミックス)
著者:田口 央斗 読了:2008/3/30
機動戦士ガンダム00
1 (1) (角川コミックス・エース 146-4)
著者:大森 倖三 読了:2008/3/30
- 2冊あわせて紹介。機動戦士ガンダム00本編のコミック版。どちらもTVシリーズと本筋は同じだが、ページ数の都合で省略したり、簡略化したり繋げてしまったり、時系列を入れ替えてしまっている部分がある。しかしそれ以上に大きな違いがある。
マガジンZ版は、TVで放映された内容をほぼそのまま扱っているのに対し、角川版は主要エピソードを中心に扱っている。そのためほぼ同じページ数でありながら、マガジンZ版ではタリビアへの介入直前までを描いているのに対し、角川版ではAEU-モラリアPMC合同軍事演習への介入までと進み方が大きく異なっている。もしかしたら角川版は外伝00Fがメインなのでその補完的意味合いが強いのかもしれない。
どちらも本筋は同じなので、じっくりと一つ一つのエピソードを追っていくのであればマガジンZ版、ざっとストーリーを読み返すのであれば角川版ということになるだろうか。
2008年2月
- アビスゲート
1 (1) (富士見ファンタジア文庫 20-56) 著者:神坂一 読了:2008/2/18
- スレイヤーズでおなじみの神坂一の新シリーズ。世界観は王道ファンタジーで、スパイスは何の前触れもなく現れるアビスゲート。このアビスゲートを巡る戦いに主人公クラウスたちが巻き込まれていくというストーリー。いわゆるライトノベルということもあり読みやすいのだが決して薄いというわけではない。食事や魔法の補給などライトノベルでは省略されがちなこともしっかりと描かれている。最初の方の展開にやや強引さを感じるが、全体を通して読めばしっかりと繋がっているので安心して読むことができた。
シリーズがまだ始まったばかりということもあり、伏線が多く盛り上がりに欠ける部分もあるがこれからの展開に期待したい。
- 涼宮ハルヒの憂鬱
5 (5) (角川コミックス・エース 115-7) 著者:ツガノガク 読了:2008/2/29
- オリジナルエピソードを含んでいるらしい5巻。6編収録。テンポ良く読める。
この巻ではハルヒの能力の異質さが描かれているのだが、それを強調するためにエンドレスサマーは3部構成にし、1話と2話の冒頭が全く同じコマ割り、そして1話目は全くの日常を描くというのもありではないかと思った。
2008年1月
- ファシリテーター型リーダーの時代 著者:フラン・リース 読了:2008/1/21
- ファシリテーターは一言で言えば議事進行役となる。しかし本書では、ただ単に会議を運営するのではなく、時にはチームを牽引し、時には一員としてチーム全体の生産性に貢献する役割であると指摘している。
冒頭でファシリテーターの役割について述べた後は、話し方、聴き方、動作、要約の方法といったファシリテーションの基本スキル、意見を収集したりまとめるための手法やツール、ファシリテーションの設計など、ファシリテーションに関わること全てについてについて解説している。ただ散漫と解説するのではなく質問例やポイントを箇条書きでまとめるなど分かりやすくまとめられている。また、訳も翻訳本にありがちな無理な訳や言い回しがないので読みやすい。
内容は実用的で、例えば質問例もすぐに使えそうなものが多い。ツールの解説についても、なぜそれを使うのか、どのタイミングで使うのか、ツールの使い方、ツールのバリーションがまとめられている。使うタイミングまで解説した本は珍しいと思う。こういったことから、本書が実用を念頭に置いて書かれていることが分かる部分である。
本書によって、本来のファシリテーションというものは会議が始まる前から始まっていると認識を改めることになった。本書で述べられている様々なノウハウは実用的ですぐに試すことができそうなものが多い。機会があれば是非試してみたい。